姿勢、動作の重要性
１５ｍ先から、あなたの印象は読まれているとしたら、どう思いますか？例えば、面接のとき、相手に対面してからは、誰でもきちんと姿勢を正し、表情にも気を付けるでしょう。しかし、相手はあなたが遠くから歩いてくる姿を、すでに見ているかもしれないのです。つまり、相手の目の前の椅子に案内されてから、姿勢を正しても、手遅れなのです。
人は、少なくとも１５ｍ離れた距離から、その人の印象を読み取っているということが、実験の結果からわかっています。その人の姿勢、または歩き方で、仕事ができる人かそうではないのかが印象付けられてしまうのです。
私どもの会社では、常に患者さんに見られているということを意識するよう社員に伝えています。清潔感のある身だしなみや、明るい笑顔、礼儀正しい言葉遣いや親しみやすい話し方をすることとともに、てきぱきとした動きや、丁寧な応対をすること、これらが全て揃って、初めて好印象を与えられるのです。
立ち振る舞いの講座では、お辞儀の仕方、入室の作法といった、形式的な部分を、実際鏡の前で行っていきます。また、形式だけではなく、相手に良い印象を持ってもらうための立ち居振る舞いとはどのようなものかを学んでいきます。
自信を持って、相手と応対できるような、立ち居振る舞いの基礎を身に付けていきましょう。
五つの基本
美しい立ち居振る舞いをするうえで重要となる五つの基本があります。
姿勢を正しく
動作の最後をゆっくり静かに
動作に区切りをつける
指を揃える
視線の向きに気を付ける
これらの基本が守られている姿勢、動作は相手に好印象を与えます。
この基本を意識したものが普段よりできているでしょうか？
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