薬剤師向け学術情報 [糖尿病編]

薬剤師向け学術講座

保険調剤薬剤師が身につけておくべき知識

疾患知識

糖尿病の定義や種類、症状、診断基準を理解しておくことで患者様からの情報収集をスムーズに行うことができるようになります。
また、糖尿病症状の発現機序を理解すれば、高血糖がいかに体によくないかを知ることができます。
加えて、Hba1cなど経過モニタに必要な臨床検査についても熟知しておくことで患者コミュニケーションがよりよくなってくると思われます。

糖尿病という疾患を理解する上はでインスリンの働きは不可欠であります。インスリンとはどんなホルモンか、分泌のパターンや不足すると生体ではどんなことが起こるか知っておくことで、血糖コントロールの重要性を理解することができ、より深い患者指導を行うことができます。

治療知識

糖尿病の真の治療目的を知っておきましょう。
また、血糖はどのようにコントロールしていくべきか、低血糖は高血糖以上に体に良くないことを理解しておきましょう。

1型と2型糖尿病では治療方針や重要なポイントが異なることもよく理解しておいたほうがよいでしょう。
 
治療薬の知識では特徴や作用機序を理解することで、処方医の意図を汲むことができ、
メカニズムに伴う副作用の予測や用法の設定がなぜそうなっているかがわかるようになります。

糖尿病での服薬指導や経過モニタのポイント

糖尿病治療の有益性や高血糖放置でのリスクを理解してもらいましょう。
1型ではインスリン注射が不可欠であることを、
2型においては、薬物治療以上に食事や運動などライフスタイル改善が重要であり、そのバロメーターとして体重の管理が大切であることを認識してもらいましょう。

低血糖についての情報提供も重要です。
特にインスリンやインスリン分泌促進薬では低血糖のリスクが高いので、症状やその対処法を指導しましょう。必要に応じてブドウ糖を提供しましょう。
乳酸アシドーシスやα-GIでの腹部症状、ピオグリタゾンでのムクミなど低血糖以外の副作用の情報提供や服用継続でのそれらのモニタも大切です。
治療効果の判断ではHba1cや血糖などの臨床検査のモニタや痛み・しびれ、視力低下など合併症の経過モニタを行いましょう。

併用薬の確認は大切で、風邪薬や消化器症状改善薬などの処方があれば、食事量などを確認し、Sick Dayの対応ができているか確認しましょう。
インスリン自己注射では単位数の把握や空うち、針替え、使用済み針の処理、
注射部位のトラブルなどをモニタしていくことでサポートしていきましょう。

症例問題にチャレンジ ~あなたは答えられますか?~

55歳男性。高血圧でカルシウム拮抗薬を継続中だが、血圧が安定のため診察を受けずに、毎回、薬のみの受診。今回足に傷ができて治らないと相談があった。
右足に直径5cm大の皮膚潰瘍があり、病変部は悪臭を伴っていた。
すぐに受診を勧め、検査にて下記所見を得た。
BMI 27  血圧145/85
尿蛋白2+ 尿糖4+ 
尿中Cペプチド 50(正常値35~140)
GOT25 GPT30 γ-GTP50
血清Cr1.0
空腹時血糖210 Hba1c 9.6

問1 この患者に関する記述のうち、誤っているものを1つ選んでください
  A 膵臓のインスリン分泌能が廃絶している。
  B 血圧のコントロールが必要である。
  C 食事療法が必要である。
  D 足の病変は、細小血管障害の関与が考えられる。

問2 この患者に下記の薬剤が処方された。
    ノルバスク(5)  1錠 朝食後
    アマリール(1)  1錠 朝食後
    ベイスン(0.2) 3錠 毎食直前

   服薬指導におけるポイントを10個挙げてください。

 
問3 この患者が血糖コントロール不良により強化インスリン療法になった。強化インスリン療法を説明してください。
                                     

問4 インスリン治療での服薬指導のポイントを5つ挙げてください。

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